2023年、世界は12万年ぶりの記録的高温と気候災害を経験しました。グテーレス国連事務総長は「今や地球沸騰化だ」と述べ、気候学者は「このままでは今後も温暖化は悪化する」と警告しています。
日本でも約40℃の酷暑で熱中症被害が広がり、豪雨などの災害も多発しています。 気候変動の現実を前に、私たちは不安でなりません。このままでは、子どもたちに安全で住みやすい日本を引き継ぐことはできません。
でも、今すぐ省エネと再エネによるホンキの気候変動対策をとれば、持続可能な未来を拓けます。
省エネを徹底し、再エネにシフトすれば、化石燃料の輸入で毎年海外に流出している数十兆円を国内に残せます。それだけあれば、きれいな空気や自然を守り、雇用を増やしながら、人々が幸せに暮らせる社会を作ることは可能です。さらに、電力の安定供給を損なうことなく、エネルギー自給率を高めることもできます。
だからこそ、私たちは、今すぐに省エネを進め、再エネを増やす本気の気候変動対策を始めるよう、政府(総理、経産、環境各大臣)に求めます。専門家によれば、それは可能であるだけでなく、私たちの暮らしや雇用にとっても望ましい選択です。
市民が動けば、政治は変わります。選挙で女性が投票できるのも、自由に仕事を選べるのも、それを求めて声をあげた人たちがいたからでした。
まずは意思表示からはじめましょう。再エネを増やして本気の気候対策を求め、安全で暮らしやすい未来への一歩を一緒に踏み出しましょう。
【主催について】 この署名キャンペーンは「ワタシのミライ」が主催しています。「ワタシのミライ」は市民がつながり変化を広げていく、新しいムーブメントです。脱炭素社会への公正な移行を急ぎ、2050年までに自然エネルギー100%で豊かに暮らせる社会を創ることをめざしています。
【個人情報ついて】ご入力いただいた個人情報は、「ワタシのミライ」の署名キャンペーン担当団体である350.orgがプライバシーポリシーに基づき責任をもって管理します。ご入力いただいたメールアドレスに、署名の御礼や活動の呼びかけをお送りいたします。
【チラシについて】本署名のチラシはこちらからダウンロードいただけます。
内閣総理大臣岸田文雄様、
経済産業大臣齋藤健様、
環境大臣伊藤信太郎様、
日本においても気候危機は深刻化しています。今すぐ、日本で省エネを徹底し、再生可能エネルギーを格段に増やすためのホンキの気候変動対策をお願いします。
今年のG7広島サミットでは化石燃料のフェーズアウト(段階的廃止)や再生可能エネルギー導入の数値目標が合意され、G20ニューデリーサミットでは2030年までに世界の再生可能エネルギー設備容量を3倍にすることが決まりました。世界で再生可能エネルギーのコストがますます安価になる中、気候変動対策の最も重要な対策として、再生可能エネルギーの拡大傾向は止まりません。
日本においても、化石燃料の輸入による国富流出を防ぎ、地域の産業を活性化し、人々の雇用を増やし、大気汚染を減らして人々の健康を守るため、省エネルギーと再生可能エネルギーの拡大は急務です。これまでにない野心的な目標を掲げ、抜本的な改革を進めてください。